★JALと農協観光が業務提携、一次産業活性化

　農山漁村へ誘・送客の仕組み構築など

　日本航空（JAL）と農協観光は7月7日、農山漁村地域における第一次産業の活性化・地域の活性化を目的に業務提携契約を締結したと発表した。JALの航空輸送ネットワークと農協観光の地域での強みなどを融合し、農泊活用などによる人流創出に資する取り組みを始め、農畜産物の販路拡大への取り組み、農業人財の確保・育成などの分野で連携していくこととしている。
　今後の旅行業界を取り巻く環境を見据える中で、既存の旅行事業は短期的には回復が見込まれるものの、中長期的には国内人口減少を見据え、持続可能な成長分野への取り組みが求められている。