カナダ・レジェンダリー・エクスペリエンス(オンタリオ州)
雄大な自然やすばらしい文化など、想像を超えたカナダでの体験は、
自分を振り返り、人生の上でも忘れられない体験となる。
今までのカナダ観光から一歩踏み出して、
より深い体験、カナダのリアルな姿に触れる旅を。
ホテルのサスティナブルな活動に触れる
フェアモント・ロイヤル・ヨークなど(トロント)
トロントの名門ホテル「フェアモント・ロイヤル・ヨーク」では、地球環境に配慮した持続可能な取り組みとして、2008年よりホテルの屋上でミツバチを飼育。現在、その数は35万匹まで増えた。ミツバチはホテルの屋上で栽培しているラベンダーの花を受粉するので、フローラルな香りのハチミツができあがる。
ここで収穫したハチミツは、ホテルの朝食やサラダのドレッシング、デザートに使われる。養蜂の現場を見学できるツアーのアレンジが可能だ。ホテルのエグゼクティブ・シェフ、JWフォスター氏がガイドを務め、なぜハチミツを飼育するのか、生態系を守る意味など、その背景を解説してくれる。
フェアモント以外にもトロントにはサスティナブルなホテルが多い。Booking.comのサスティナブル認証のあるホテル数で、トロントはバンクーバー、ストックホルムに次ぐ世界第3位。ちなみに4位はカルガリー、5位はエドモントンで、トップ5のうち4つがカナダの都市だ。
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フェアモント・ロイヤル・ヨーク(屋上の様子)※YouTube動画
1 Hotel Toronto(客室やレストランなどの様子)※YouTube動画
ユニークな水辺とカナダの歴史をたどる旅
サウザンド・アイランズとリドー運河
(トロント→オタワ)
その名の通り、オンタリオ湖からセント・ローレンス川にかけてのエリアに、1000以上の島が点在するサウザンド・アイランズ。緑豊かな島々と水が織りなす風景は実にユニークで、クルーズ船やカヌー、また上からヘリコプターでその絶景を楽しみたい。
ぜひ立ち寄りたいのがボルト城。アメリカの資産家ジョージ・ボルトがドイツの古城を模して建てた別荘で、「サウザンド・アイランズ・ドレッシング」の発祥の地としても知られる。
リドー運河は、オンタリオ湖に面した古都キングストンからカナダの首都オタワを結ぶ。総延長202km、1832年に完成した運河で、その歴史的価値からユネスコの世界文化遺産に指定されている。
運河は高低差をカバーするため、49か所の水門が設けられており、運河クルーズでは水門で区切られた水面が上下する様子を体験できる。ほかにも、由緒ある運河沿いの街を訪ねたり、ハイキングに挑戦したり、楽しみ方はいろいろだ。
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