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エアバス、水素航空機の飛行機雲発生メカニズム解明へ
飛行試験プログラム開始、2機のグライダーで飛行実証
エアバスの100%子会社であるAirbus UpNext社は7月20日(ファンボロー現地時間)、同社のZEROeロードマップの一環として、水素燃焼エンジンから発生する飛行機雲を研究する飛行試験プログラムに着手する方針を固めた。
「ブルーコンドル」と名付けられたこのプロジェクトでは、高高度で発生する飛行機雲を比較するために、水素燃焼エンジンを搭載したものと従来のケロシン燃焼エンジンを搭載した2機の「Arcus」(アーカス)グライダーを改良して打ち上げる予定だという。
※この記事の概要
・エアバスはなぜ水素燃焼エンジンを使った飛行機雲研究を進めるのか?
・グライダー亜音速高度記録を有するパイロットが搭乗へ など