記事検索はこちらで→
2022.08.04

WING

羽田新経路固定化回避で新方式飛行が可能

シミュレータで検証、今後同時進入など検証

 国土交通省航空局は8月3日に開いた羽田新経路の固定化を回避する技術的方策検討会で、これまでの検討で導入の可能性が示された「RNP+WP(Way Pointガイダンス付き)」飛行方式について、同方式を採用できる6機種があらゆる環境下で飛行できることを示した。フルフライトシミュレータによる基準評価を行い、飛行可能であることを確認したという。今後検討会は、A・C滑走路の同時進入の監視要件を設定し、航空局と航空会社がシミュレーションを行って、経路の設計・検証を行う。おおむね2023年の夏から秋ごろに基準素案を策定して、新飛行経路を固定化させない新たな飛行方式の導入を進める予定だ。