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2018.10.04

WING

JAXA、仏・独宇宙機関と火星探査で協力

小型ローバーを3者で共同開発へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月3日(ドイツブレーメン現地時間)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)およびドイツ航空宇宙センター(DLR)との間で、現在JAXAで検討中の火星衛星探査計画(MMX)における協力に関する共同声明を発表した。JAXAは2024年に打ち上げるMMXにおいて、火星の衛星であるフォボスとダイモスの観測と着陸、そしてサンプルリターンを目指している。
 JAXAによると、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載したDLR、CNES共同開発の小型着陸機「MASCOT」の成功を評価。次の段階へと協力関係を深化していくとして、MMX探査機に搭載する小型着陸機についてJAXA、CNES、DLR間で共同検討した結果、CNESとDLRにて共同開発する事が合意されたという。