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中国艦艇が沖-宮間通過、太平洋から東シナ海へ
3隻確認、4月の太平洋進出艦艇と同一
統合幕僚監部はこのほど、10月2日午前11時半ごろに宮古島東北東沖約100キロの海域で、北西方向へ進む中国海軍の艦艇3隻を確認したと発表した。確認した中国艦艇は、ジャンカイII級フリゲートが2隻と、フチ級補給艦1隻。これらは、去る4月5日に沖縄本島と宮古島間の海域を南東進して、太平洋へ進出したものと同一であることが分かっている。
海上自衛隊第5航空群のP-3C(那覇)が同中国艦艇を確認した。その後、中国艦艇は、沖縄本島と宮古島の間の海域を北東進し、東シナ海へ向けて航行した。現時点で、自衛隊の艦艇などに対する危険な行動や、日本領海内での航行などの行為は認められていない。
※写真=このたび確認した中国艦艇3隻は、今年4月に太平洋へ進出した3隻と同一。上からジャンカイII級フリゲート515、同じくジャンカイII級フリゲート(530)、フチ級補給艦(886)になる(提供:統合幕僚監部)