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2022.09.13

WING

防衛省、オランダ拠点のOPCWへ職員派遣

 延べ8人目の職員派遣、査察官としては5人目

 防衛省は9月12日から、オランダ・ハーグに本部を置く化学兵器禁止機関(Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons : OPCW)技術事務局査察局へ、省職員の南福太郎2等陸佐を査察官として派遣した。任期は約3年間の予定となっている。防衛省では、OPCWへの人員の派遣は延べ8人目であり、査察官は2016(平成28)年8月以来5人目となっている。
 OPCWは1997(平成9)年に発効した化学兵器禁止条約に基づき、条約遵守の検証を含む世界的な化学兵器の全面禁止及び不拡散のための活動を行う機関として設立した機関。防衛省では、国際機関が実施する軍備管理・軍縮分野における取組に関する協力は、国際社会の平和と安全の確保のため重要であり、職員を派遣することとした。