ウイングトラベル
ユナイテッド航空、「United Expo」開催
デジタル時代の購買行動や若者の旅行意識の講演も
ユナイテッド航空は、「United Expo 2018」と題した業界向けイベントを都内ホテルで開催、北米路線を対象とした第1部と、ミクロネシア路線を対象とした第2部に分け、それぞれ同社の最新情報と現在展開中のプロモーションを紹介した。またイベントでは、同社以外にも、第1部ではブランドUSA高久渉氏によるプレゼンテーションと、トリップアドバイザー 柳井亮氏によるデジタル時代の購買行動をテーマにした講演、また第2部では、博報堂ブランドデザイン若者研究所 原田曜平氏(第2部)による若者の旅行意識についての講演も行われた。
プレミアムエコノミー、来年日本路線にも
「ユナイテッド・プレミアムプラス」
ユナイテッド航空によるプレゼンテーションでは、まず第1部で機内サービスを中心に紹介。昨年スタートした「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス」では、全席前向き通路側の新シートの搭載が順次進んでおり、現在成田−サンフランシスコ、ニューアーク線で利用が可能。機内では睡眠にこだわった寝具や、パジャマ(飛行時間12時間以上で提供)などのアメニティーを提供するほか、食事やバーのメニューを拡充した「ユナイテッド・ポラリス・ラウンジ」といった空港でのサービスも充実。ラウンジは、すでにシカゴやニューアーク、サンフランシスコ、ヒューストンなどで展開、この秋にはロサンゼルス、来年には成田に開設予定だ。
新たな展開としては、同社初のプレミアムエコノミークラス「ユナイテッド・プレミアムプラス」が今年末より大西洋路線でスタート。来年以降日本路線でもサービスを開始する計画となっている。ほかにも業界向けポータルサイト「United Jetstream」(jetstream.united.com)や、ANAを含むスターアライアンス加盟航空会社のフライト情報も参照可能なアプリ「United Mobile App」についても説明した。
ミクロネシア路線就航50周年
「#GUAM旅行部」では旅行会社と連携
進むデジタル、モバイル化
アメリカにまだまだ「露出の余地」あり
「悟り世代」の海外旅行、行く人と行かない人の二極化
ターゲティングが重要、親やインスタ映えもカギ
※写真=(上段)第1部の様子。左からユナイテッド航空法人・個人旅客営業部統括部長 佐久光俊氏、ブランドUSA 高久渉氏、トリップアドバイザー 柳井亮氏(下段)左から「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス」のプレゼンテーション、第2部の様子。中央:ユナイテッド航空代理店営業部統括部長 大山直基氏、右:報堂ブランドデザイン若者研究所 原田曜平氏