米インド太平洋軍司令官が防衛省を訪問

北のミサイル発射事案共有、FOIP維持強化へ

　防衛省は10月4日、米インド太平洋軍司令官のジョン・C・アクイリノ海軍大将の訪問を受け、浜田靖一防衛大臣や統合幕僚長の山崎幸二陸将ら防衛省幹部と会談した。浜田大臣との会談での主な話題は、当日朝に北朝鮮が発射した弾道ミサイルで、日本上空を通過するかたちで太平洋へ落下したことなど意見交換した。その上で、これまでの北朝鮮が行ってきた度重なる弾道ミサイル発射を強く非難するとともに、日米同盟の強化と「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」の維持・強化へ引き続き取り組むことを確認した。