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2022.10.06

ウイングトラベル

★1-7月の国際観光客数、コロナ前の6割まで回復

 UNWTO、欧州と中東牽引、6月以降の回復顕著

 

 国連世界観光機関(UNWTO)の最新の統計によると、2022年1-7月までの世界の国際観光到着客数は、パンデミック前の2019年同期比比で57%となり、ほぼ60%の水準まで回復したことがわかった。国際観光需要は着実に回復しており、海外旅行に対する潜在的な需要を反映した。世界の水際制限の緩和や撤廃も進んでおり、2022年9月19日時点で86カ国・地域はコロナ関連の制限を撤廃しており、世界がコロナ前のような自由な往来が可能な状況に戻りつつある。
 2022年1-7月の国際観光到着客数は推定で4億7400万人となり、2021年同時期の1億7500万人に比べて2.7倍の水準まで回復した。ヨーロッパはこのうち3億900万人の観光客を受け入れており、全体の65%を占めて国際観光需要の回復を先導している。