大学生と一緒にSTEMやフィールドワークを【西オーストラリア州②】
最先端の大学で理系アクティブラーニング
西オーストラリア州では、最先端の大学と共同運営プログラムを開発している。なかでもカーティン大学とのSTEM(Science、Technology、Engineering、Mathematics)プログラムは秀逸。現地の大学生と一緒に体験するスタイルで、語学や科学など学びの要素を多分に含んでいる。
現地大学生を
グループリーダーに
本校をパースに置くカーティン大学は、分校も含めると4万人以上の生徒を有するマンモス校。理系分野に強いことで知られ、科学、技術、工学、数学の分野を取り入れたSTEMプログラムを開発している。
プログラムは現役大学生をリーダーに少人数グループで考察・議論するアクティブラーニングが主流。修学旅行のような大型グループでも5~8名で活動するためリーダーの目が届きやすく、生徒も発言しやすくなると好評だ。英語“で”学びながら各自が能動的に参加することで、協調性や積極性も育むことができる。
また、大学生リーダーと構内を周りながら意見交換などをするシンプルなプログラムや大学生の授業に参加することも可能だ。
大学のキャンパスで
実験アクティビティ
STEMプログラムで行うアクティビティには、これからの若い世代が直面する世界のさまざまな課題を反映させている。例えば、身近な素材で作るウォーターロケットは、飛行距離を競うアクティビティ。実験を通して地球外への居住について考察することで、気候変動による具体的な対策について考えることができる。
浮き橋の耐久性を競う水上プラットフォームは、海面上昇により住む場所を失いつつある人々が直面する課題について思案するアクティビティ。持続可能な生活環境や気候変動に対応できる生活環境について問題解決を導くことができる。
いずれもシンプルなコンセプトで、楽しみながら世界のさまざまな課題を考察できるのが特徴だ。また、専門用語や理系科目の高い知識を必要としないため、理系・文系どちらの目線からも学べるアクティブラーニングとなっている。
大学の外へ飛び出し
課外授業も
また、大学生をグループリーダーに少人数グループで活動するプログラムを大学の外で行うことも可能だ。例えば、港町フリーマントルでは、指示されたお題に取り組み、ゴールを目指すアメージングレースがユニーク。街ゆく人の助けを借りながら、英語を駆使して解決へと歩を進めるまさにアクティブな学びといえよう。
パース市内では、シンボルともいえる都市公園キングスパークで慰霊塔や開拓者の銅像などを巡りながら、国や州の歴史・文化について学ぶフィールドワークがおすすめ。先住民アボリジナルの歴史や文化について学ぶのも興味深い。
ほかにも、パースを舞台に「住みやすい街」に選ばれる理由や、自然と都市機能のバランスについて考えるプログラム、カバシャムワイルドライフパークでオーストラリアの固有動物について理解を深めるプログラムなども用意されている。
ゴールド エデュケーショナル ツアーズ
パースを拠点とする州政府の正規留学エージェントで、個人留学から大型グループまで年間2000名の受け入れ実績を誇る。創業以来、州政府教育省をはじめ、約70の現地学校や約3000軒のホストファミリーと密接な関係を築き、日本人学生に最適な英語“で”学ぶ海外体験プログラムを提供してきた。経験豊富な日本人スタッフも多数在籍しており、プログラムを100%自社で手配可能だ。
ロットネスト島でのSDGsプログラムやカーティン大学のSTEMプログラム、現地校での通常授業体験、ホームステイなど、具体的な問合せは下記まで。
なお、2022年8月に実施した下館第一高等学校・付属中学校の学生66名のパース研修10日間の様子を下記の動画で視聴できる。
https://www.youtube.com/watch?v=F3OVYus3Q1Y
GOLD Educational Tours
TEL:61-8-6155-2625 または 61-482-076-423
Email:ryugaku@goldil.com.au