羽田で大規模航空事故の訓練、92機関参加4年ぶり
ANA機活用して救助者のトリアージなど実施
羽田空港で10月27日、航空機事故を想定した対処総合訓練が行われた。国土交通省のほか、東京消防庁や医療機関など、関係する92機関が連携して実際の事故さながらの訓練を展開。全日本空輸(ANA)が提供した787型機を用いて、総勢77車両、439人が参加して消防車両からの放水消火訓練や、機内の負傷者を救助および医療活動などを訓練した。同訓練の実施はじつに4年ぶり。東京国際空港事務所の村田有空港長は事後の囲み会見で、事故発生時に行うべき手順を確認できたと評価すると、今後訓練を振り返って検証を行うことで、改善点に活かしたいと語った。
※写真1=機体から火災が発生したことを想定して放水による消火を行う
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