JAL、古着由来バイオジェット燃料で全国から古着回収へ

2020年中にバイオ燃料チャーターフライト計画
　
　日本航空（JAL）は10月11日、今年も衣料品を原料とした国産バイオジェット燃料の製造に挑戦するプロジェクト「10万着で飛ばそう！JALバイオジェット燃料フライト」を実施する。このプロジェクトでは日本環境設計の協力で全国から主としてセルロース系（綿など）の衣料品を回収。回収した衣料品を、公益財団法人地球環境産業技術研究機構が開発したバイオプロセスを使用し、グリーン・アース・インスティテュートが技術支援する。
　JALによれば、東京オリンピック・パラリンピック大会が開催する2020年中にバイオジェット燃料を使用した日本初のチャーターフライトの運航を目指す。なおJALによれば、衣料品回収期間を10月15日から12月20日に設定。衣料品回収に参加した人の中から抽選でこのチャーターフライトに招待するとのことだ。