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ボーイング、UALより787-9を4機追加受注
787累計64機、今年787-10を引渡しへ
ボーイングとユナイテッド航空(UAL)は先ごろ、ボーイング787-9を9機追加発注したと発表した。これでボーイングは、UALからの787型機発注が累計64機となる。今年末には、UALへ同シリーズ最大の787-10を引き渡す予定となっている。
UALでは今回の787-9発注を、経年化したワイドボディ機を新型機で代替する方針の一環であるとしている。UALは本年7月にも787-9を4機追加発注しており、今回はそれに続く発注となった。
UALは2012年より787を運航しており、787-8、787-9の燃料効率の高さが、ヒューストン-シドニー、サンフランシスコ-シンガポールのような大陸間ルートの運航に貢献している。UALが今後導入する787-10は乗客数が増加するが、航続距離は787-9よりやや短く、初号機を米国内の大陸横断ルートへデビューさせる予定だ。ニューヨーク/ニューアーク-ロサンゼルス、サンフランシスコ線など、東西海岸間の運航便の増便と機内快適性向上を図る。