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2022.11.10

ウイングトラベル

★KNT-CT、22年度中間決算は黒字転換

 売上高はコロナ前の6割強水準に

 

 KNT-CTホールディングスが11月9日に発表した2023年3月期第2四半期(22年4〜9月)連結決算は売上高が前期比85.5%増の1067億3100万円となった。営業損益は84億8300万円の赤字から20億2500万円の黒字に、経常損益は59億2500万円の赤字から25億2800万円の黒字に、純損益は68億5300万円の赤字から25億5400万円の黒字にそれぞれ転換した。主力の旅行事業は新型コロナや社会・経済情勢の影響を受け依然として厳しい状況が続いたが、自治体からの受託事業や新規事業など旅行関連以外の収益を獲得したことにより、売上高はコロナ前の2019年3月期と比べて62.8%の水準まで回復。これにより四半期ベースでは4四半期連続で営業黒字を計上する形となった。加えて一般管理費などの経費削減が進んだことにより、経常、純利益とも黒字に転換した。

 

 移動制限緩和も需要回復限定的
 受託事業などで400億円超の収益