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2022.11.10

ウイングトラベル

★韓国観光公社「来年を教育旅行の復活元年に」

 鄭日本地域センター長、修学旅行など誘致強化

 

 韓国観光公社(KTO)は11月9日に「韓国教育旅行フェア」を開催し、学校関係者、自治体、旅行会社、航空会社など多数の関係者が参加したが、鄭辰洙KTO日本地域センター長兼東京支社長は、「今日を起点に、来年を『教育旅行、修学旅行元年』として、韓国への教育旅行の復活に向けて関係者と協力して取り組んでいきたい」として、韓国への教育旅行の誘致を強化していく方針を打ち出した。
 韓国は2012年には約4万5000人の修学旅行生が訪問する人気目的地第1位だったが、その後の日韓関係や目的地の分散化などが影響し、一時は4000人程度と10分の1まで落ち込んだ。ただ、韓国の新政権発足により日韓関係の改善に向けた動きが強まっているほか、10〜20代を中心とした若者世代ではK-POPやK-カルチャーの人気は非常に高く、韓国への教育旅行誘致を再強化する環境は整ったと判断した。

 

※写真=韓国観光公社の鄭辰洙日本地域センター長兼東京支社長