ウイングトラベル
★旅行業の廃業、11月の官報公示は32社
8月以降廃業数40社以下の状況続く
水際対策緩和による外国人旅行者の受け入れが本格化。さらに全国旅行支援のスタートなどで国内外の旅行需要が動き出す中で、11月に官報公示された旅行業の廃業は32社となった。前月の28社からは増加したものの、8月以降はピーク時の2020年5月(90社)に比べて半数以下となる40件を下回るペースで推移しており、やや落ち着きを見せている状況といえる。ただ、新型コロナウイルスの第8波となる再流行が懸念されているほか、円安、物価高の影響で海外旅行の動きが伸び悩んでいることなど旅行会社の事業領域によっては厳しい経営環境にさらされているケースもあり、今後の動向については引き続き注視しておく必要がありそうだ。
コロナ禍の廃業、累計は1486社
第1種旅行業者の廃業はゼロ