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2022.12.07

ウイングトラベル

★国内旅行2100万人、コロナ前比7割回復

 JTB年末年始動向、海外旅行15万人 2割未満

 

 JTBは発表した年末年始(12月23日〜2023年1月3日)の旅行動向調査によると、国内旅行者数は2100万人で、前年比116.7%、コロナ前の2019年比で71.8%の2100万人と7割台に回復する一方で、海外旅行者数は15万人と前年比750%ながらコロナ前比で18.1%と2割にも達しないとことが分かった。
 国内旅行は10月11日からの全国旅行支援開始、年内延長、来年の再実施などの明るい材料がある反面、海外旅行は同日から出入国規制が緩和されたものの戻りが遅く、コロナ感染や国際情勢の不安、物価高・資源高・円安の影響が大きいと見ている。
 JTBによると、今年の年末年始の特徴は、同行者で「家族」が増加する一方、コロナ禍で増えていた「ひとり」は減少傾向にあるという。旅行先は遠方が徐々に回復するとともに、ホテル滞在が大きく増加し、コロナ禍で三密を回避した自然志向から、ウィズコロナによる日常生活と経済活動の正常化から都市型観光が回復してきている。

 

 海外旅行しない−コロナ、国際情勢が2割
 円安・物価高が2割、余裕・目的ある層行