カナダ、CF-18後継でF-35を88機調達で最終合意

　26年に最初の4機、移行期間に豪からF-18を補完調達も

　カナダ政府は1月9日（現地時間）、カナダ空軍のCF-18後継機である次期戦闘機について、米政府などとの合意の下、F-35A戦闘機を計88機調達することに最終合意したことを発表した。
　総投資額は190億ドルと試算されており、機体のみならず、メンテナンスサービスのほか、関連機器、ケベック州バゴットビルとアルバータ州コールドレイクにおける各種施設の整備が含まれているとのこと。これらの施設は運用と訓練の双方で飛行隊の本拠地となり、日常の運用・保守管理、任務計画、シミュレーター訓練のためのスペースも整備する。これは30年間でカナダ空軍への最大の投資となる。