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2023.01.12

★ANAHD芝田社長「大きく跳ねる年へ転換点」

 「足元業績順調、世は明けつつある」

 

 ANAホールディングスの芝田浩二社長は1月4日、年頭の辞のなかで「今年は“耐”える年から大きく“跳”ねる年への転換点」であることを強調した。
 新型コロナパンデミックの影響で航空業界は未曽有の危機に直面。行動制限や水際対策の緩和によって、旅客需要が戻りつつあるなど、業績も徐々に戻りつつある。
 芝田社長は「ちょうど1年前を振り返ると、第3四半期が8四半期振りに黒字(営業利益)に転じ、(当時の)片野坂社長(現会長)の年頭の所感には“夜明けは近い”とあるが、その後、国内ではコロナの第6波、第7波の感染拡大があったものの、需要は徐々に回復し、22年度上期は3年振りに黒字化を達成する事ができた」ことを振り返りつつ、「足元の業績も順調に推移しており、夜は明けつつあると感じる」とコメント。