イエティ航空機が墜落、68名の死亡を確認

　ネパールのカトマンズ国際空港からポカラ国際空港に向かっていたイエティエアラインズのNYT691便（9NANC、ATR72型機）が1月15日10時50分頃、ポカラ国際空港近くで墜落した。
　ネパール航空当局によれば、同機には乗員4名、乗客68名の計72名が搭乗。ネパール人国籍が53名、インド国籍が5名、ロシア国籍4名、韓国籍2名、そしてオーストラリア国籍とアルゼンチン国籍、アイルランド国籍、フランス国籍の人がそれぞれ1名ずつ搭乗するなど、計15名の外国人が搭乗していたことが明らかになった。
　ネパール航空当局は墜落の報せを受け、ただちに2機のヘリコプターを現場に派遣し、救助活動を開始したとのこと。さらにネパール軍および警察、ポカラ救急隊など複数の組織で構成する地上救助部隊が救助・捜索活動にあたった。ネパール航空当局は同日、68名の遺体を回収したことを発表した。