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派遣海賊対処、9月の航空隊飛行回数は20回
飛行時間は140時間に、水上部隊の護衛3隻に
統合幕僚監部は、海賊対処のためソマリア沖・アデン湾へ派遣した航空隊の活動状況について9月分をまとめた。それによると、航空隊が9月に飛行した回数は20回で、約140時間の飛行を行った。確認した商船数は約1600隻で、護衛艦、諸外国艦艇、民間商船への情報提供回数は約60回だった。
これで派遣海賊対処行動航空隊が飛行した回数は累計で2128回になり、飛行時間は約1万6160時間となった。確認した商船数は約17万6600隻で、情報提供回数は約1万3670回となった。
また、水上部隊による9月の活動状況は、護衛回数が2回で、隻数としては3隻。対象の船舶は、日本の運航事業者が運航する外国籍タンカーが1隻と、そのほか外国籍タンカー1隻、旅客船1隻だった。実施したゾーンディフェンスは25日で、確認した商船数は約90隻となった。これで、水上部隊が行った護衛は累計で3855隻になり、ゾーンディフェンスが1360日、確認した商船数が約1万7880隻となった。