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2018.10.19

WING

キャノンMJ、ドローン使った施設劣化調査

姫路市で実施、飛行中に遠隔でカメラ設定

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、兵庫県姫路市とアマナビが主催するドローンによる先端技術を用いた施設劣化調査の実証実験に協力した。キャノンMJによると、実証実験では施設の健全な維持・保全へのドローンの有用性のほか、デジタル一眼レフカメラを用いた遠隔制御システムの実用性を確認した。
 姫路市は、劣化調査など公共施設の維持・保全活動において先端技術の導入に取り組んでいて、従来の劣化調査は外部委託先の調査員や市職員による目視で実施していた。ただ、調査の効率や正確性をより向上させる目的で、ドローンを用いた点検の実用化を検証しているという。

※画像=フライト前にカメラを設定して撮影した画像(左)と遠隔制御でカメラ設定して撮影した画像(提供:キャノンMJ)