ANAケータリングサービス、レシピコンテスト開催

　全社員参加可能な本気コンテスト、将来の機内食にも

　ANAケータリングサービスは1月18日、同社の成田工場において、第8回「レシピコンテスト」の製パン部門と洋食部門のコンテストを開催した。昨年12月には和食部門と製菓部門のコンテストを開催済みだ。
　「レシピコンテスト」は2014年度から開催されているもの（21年度はコロナで開催中止）。調理に携わる部門のみならず、ANAケータリングサービスの全社員が参加することが可能で、調理統括部長および各調理部長による1次選考（書類審査）を経て、ファイナリストを選出する。さらに全社員によるウェブ投票も実施。ウェブ投票の得票と、最終選考会の審査員票を合算して、最優秀賞を決定する。

　このコンテストを勝ち抜いた作品は機内食として採用され、旅客に提供されている実績が複数ある。自ら生み出したアイデアが、将来、ANAグループや同社がケータリングサービスを供給する外国航空会社において機内食メニューとして提供される可能性があることから、レシピを開発した応募者たちはもちろん、選考する審査員も真剣そのものだ。