記事検索はこちらで→
2018.10.22

WING

陸自、鎮西30と協同転地演習の概要発表

 陸上幕僚監部は、10月22日から11月24日までの間、「平成30年度方面隊実動演習(西部方面隊)」(鎮西30)と「平成30年度協同転地演習」を実施すると発表した。
 「鎮西30」は、西部方面隊による島嶼侵攻事態への対処を演練し、各種事態への対処能力向上を図るのが目的で、西部方面隊管内の九州全域から沖縄に至るまでの非常に広大な地域の各駐屯地・基地・演習場等で行うもので、人員約1万7000名、車両約4500両、航空機約65機が参加する大規模演習だ。
 また併せて協同転地演習が行われる。こちらは、第2師団、第6師団、第9師団、第14旅団の連隊規模の各部隊が民間(ナッチャンworld、はくおう等)を含む陸海空の各種輸送力を使用した機動展開訓練を実施すると共に連隊等規模の演習を実施して方面隊の即応性の向上を図るもので、各方面隊から西部方面区や北部方面区に展開し、それぞれ訓練・演習を行うとのことだ。