ウイングトラベル
★今年は海外旅行を立て直す、「価値競争」に勝機あり
グローバルユースビューローの柴崎新社長インタビュー
コロナ禍は海外旅行専門旅行会社の経営を直撃した。グローバルユースビューローもコロナ前は売上の9割を海外旅行が占めていたが、コロナ禍で社長に就任した柴崎聡氏は、誰もいないオフィスで社員全員の履歴書を読み直し、「今やらなければならないこと」と「今ならできること」を分けて思考し、新規事業の立ち上げに乗り出す。その際、大きな力になったのは「無形の財産」だとする社員とお客様、さらには長年かけて培ってきた人脈だとして、ビジネスにおいて何よりも重要なのは「信用」「信頼」「人間関係」だと強調する。そして、コロナ禍を経て「価格競争」から「価値競争」へと転換しており、中小旅行会社にとっては大きなチャンスだと見る。2023年は「本業の海外旅行の立て直しに取り組む」とするグローバルユースビューローの柴崎聡社長に、社長就任の抱負やコロナ禍における取り組み、今後の事業の方向性などについて聞いた。
※写真=インタビューに応じるグローバルユースビューローの柴崎聡社長
■社長就任の抱負