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ベトナム航空、100万人市場視野にビジネス展開
プロダクトセミナーを開催、7リゾートを強調
ベトナム航空(HVN)は、旅行会社の仕入れ・販売関連担当者を対象とした、2018年下期プロダクトセミナーを都内で開催した。
セミナー冒頭の挨拶で、同社日本支社ゴー・ハー・ナム副総支配人は、ベトナム航空がプレミアムエコノミーの導入によるプロダクトの向上や、空港施設やインフライトサービスなど、あらゆる面においてサービスレベル向上を図っており、2016年から、3年連続でスカイトラックス社の4スターを受賞していることを紹介。現在、同社では日本-ベトナム間を週70便体制で運航しているが、冬季スケジュールでは10月から関西-ダナン線を週7便で新規で就航、また福岡-ハノイ線の週7便への増便、中部-ハノイ線での機材の一部大型化により、同社が提供する日本-ベトナム間の座席供給数が最大週80便に拡大することをアピール。「これらはベトナム航空だけの努力ではなし得ないもので、旅行業界の皆様にこれまでの協力に対して御礼を申し上げたい。今後はさらなるサービスの向上に努めたい」と感謝の意を示した。
また、今後のマーケットの見通しについて、旅客営業部の青木英雄氏は、2018年の日本からのベトナムへの渡航者数が83~84万人に達すると予測した上で、「将来的に100万人マーケットとなることが視野に入ってきている」ことを説明。ベトナム航空が展開する、ベトナム国内の多彩な7つのリゾートを紹介する「7リゾート」のプロモーションが功を奏し、ベトナム中部をはじめ、マーケットが堅実に成長していることをアピールした。また今後は、近年着実にその数を増やしている、ベトナム以遠の商品造成や、修学旅行マーケットのさらなる拡大を訴えた。
※写真=セミナー冒頭であいさつするベトナム航空のゴー・ハー・ナム副総支配人