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2023.02.15

WING

ANA、国内・国際旅客サービスシステム統合

 新サービス導入等短期化、システム費を変動費化も

 全日本空輸(ANA)は2月14日、国内線旅客サービスシステムと国際線旅客サービスシステムのプラットフォームを、2025年度~26年度にかけて統合することを発表した。ANAによると、自社保有の国内線旅客サービスシステムを、 アマデウスが提供する国際線旅客サービスシステムに統合する計画だ。
 ANAは1988年以降、国内線と国際線の「座席販売管理」、「航空券の予約/発券」、「空港での搭乗手続き」などを行う旅客サービスシステムを別々に運用してきた。サービスを統合することで、日本国内・海外全ての旅客にシームレスな次世代サービスを提供することができるとしているほか、人財・システム投資をより効率的に行うことができる基盤を構築できるとしている。