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2023.02.15

WING

エアインディア、エアバスとボーイングに最大540機の超大型発注

 新造機市場活性化に期待、冷え込む広胴機市場の起爆剤なるか

 エアインディアは2月14日(現地時間)、エアバスとボーイングとの間で、最大で合計540機もの新造機を発注する超大型契約を締結した。ボーイングには290機(うちオプション70機)、エアバスには250機を発注した。
 このうちボーイングとの間では、単通路機の737MAXを190機に加えて、広胴機の787-9型機を20機、さらに777-9を10機発注。この契約には、オプションとして737MAXを50機、787型機を20機追加発注分も含まれている。ボーイングは今回の受注について、南アジア地域から獲得した過去最大の受注であることを明かした。
 一方、エアバスが獲得した受注の中身をみてみると、A320neoが140機のほか、A321 neoが70機、そしてA350-1000が34機、A350-900も6機となっている。エアインディアが初めて導入するA350-900は、その初号機が2023年後半にも受領する予定だ。