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2018.10.23

WING

米軍の訓練移転、嘉手納から新田原、三沢から築城へ

93回目の移転、日米統合演習の一環で実施

 防衛省は、米軍再編に関する訓練移転として、嘉手納飛行場から新田原基地への移転と、三沢飛行場から築城基地への移転について計画を明らかにした。両訓練は航空自衛隊が参加するもので、平成30年度日米共同統合演習(実動演習)の一部として実施される。訓練移転としては国内で54回目、全体で93回目となる。
 嘉手納から新田原への訓練移転は、10月27日から11月9日に実施する。米軍から参加するのは、第18航空団でF-15が8機程度、人員が約210名参加する。空自から参加するのは第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、第9航空団(那覇)で、F-15が15機程度、F-2が5機程度参加する。四国沖空域で戦闘機戦闘訓練などを行うとして、土・日曜には実施しないこととしている。
 三沢から築城への訓練移転は、11月5日から8日の期間としている。米軍は第35戦闘航空団(三沢)から、F-16が6機程度、輸送機、人員約90名が参加する。空自から参加するのは、第8航空団(築城)のF-2が10機程度としている。