ウイングトラベル
★ANAHD、航空・非航空の回遊強化、ANA経済圏確立へ
新中期3カ年計画、25年度に営業利益2000億円
ANAホールディングスは2月15日、新中期経営戦略(2023〜2025年度)を発表した。2023年度に営業利益1200億円、当期純利益630億円とすることを目指し、計画最終年度の2025年度には営業利益2000億円、当期純利益1220億円を達成することを目指す。
ANAホールディングスの芝田浩二社長は「現在、世界規模でコロナ感染症が収束に向かうなか航空需要は着実に回復している。今年度の黒字化が確実になり、グループの将来像やそれに向けた具体的な計画を描くことが可能になったため、3年間の中期経営戦略ならびに経営ビジョンを策定することにした」と説明。前回、中期経営戦略を発表したのは2018年で、その対象期間は5年間としていたが、今回は2025年度までの3年間を対象とした。
※写真=会見に臨むANAホールディングスの芝田社長。3カ年の新中期経営戦略を策定した。主力の航空の回復・成長とノンエア事業の収益力拡大を目指す。同時にANA経済圏を拡大する方針だ