P&W・ATR、PW127シリーズの100％SAF化で協力

　早ければ2025年までに100％SAF認証取得か

　プラット＆ホイットニーとATRは去る2月9日、次世代ATR機に搭載する「PW127XT」を含むPW127シリーズエンジンにおいて、2025年までに持続可能な航空燃料（SAF）対応率100%を達成するための取り組みで協力することに合意した。
　両社は今後、100％SAF運航の認証取得に向けて共同で調査を進めるほか、エンジニアリング分析、航空機の地上・飛行試験などを実施する。100%SAFの認証は、最終的にはASTMインターナショナルがその燃料の仕様を定めることになるが、早ければ2025年にも実現する可能性があることを指摘した。