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2018.10.24

WING

イタリア、ブルガリアの戦闘機入札にタイフーンを提案

8機と支援一式の提案要求に新製または伊中古機を提示

 イタリア政府とレオナルドは先頃、ブルガリア国防省の老朽化したMiG29の後継となる戦闘機8機の提案要求(RFP)に応じて、タイフーンを提案したことを明らかにした。イタリアの提案はブルガリア空軍にトランシェ1(初期型)のタイフーンをイタリア空軍から供給するというもので、オプションとしてブルガリアの要求に応じ新製機の引渡しにも応じるとしている。提案には航空機の取得のほかに、訓練、3年間の後方支援、武装が含まれている。
 レオナルドの航空機ディビジョン長は、「タイフーンはブルガリアにとってコスト効率が高く、魅力的な提案と信じている。2017年にはNATOの共同運用の一環としてイタリアのタイフーンがブルガリアに派遣されて、エア・ポリス(スクランブル)任務を果たし、能力を実証している。我々は新製のタイフーンまたは、イタリア空軍のトランシェ1タイフーンを提供する用意がある」と述べている。

 

※写真=イタリア空軍のタイフーン(提供:ユーロファイター)