★ベルリンの日本人訪問客、来年にコロナ前水準回復目指す

　東京との直行便実現、今後2年をターゲットに

　ドイツ・ベルリン観光局のブルクハルト・キーカーCEOとベルリン・ブランデンブルク国際空港のヨハネス・モーマン東アジア地区新規開拓担当ディレクターが来日し、本紙とのインタビューに応じた。キーカーCEOは「ベルリンの観光を取り巻く環境はコロナ前より大きく進化している」と強調した上で、日本人が好む歴史・文化関連のコンテンツをフックにプロモーションを強化していき「来年には日本人訪問客数をコロナ前の水準に戻すということを目指したい」とした。また、ブランデンブルク国際空港のモーマンディレクターは「新空港で実現した利便性の高さを航空会社にアピールするとともに、欧州旅行の玄関口としての機能も果たすことができる点も強調していくとともに、今後2年程度で東京との直行便実現に漕ぎつけたい」という考えを示した。

　ベルリンへの外国人客、コロナ前の8割回復
　日本人旅行者、観光の質的向上で重要な存在