東急、運営空港と連携した訪日誘客など秋田県と連携

　東急グループは4月13日、秋田県との間で、地域社会の活性化などを目的とした包括連携協定を締結したことを発表した。運営空港と連携した訪日外国人の誘客や観光振興など、協議を進めながら推進していく方針だ。
　東急グループは渋谷に本社を構えており、渋谷の代表的な待ち合わせスポットでもある忠犬ハチ公像があることなどから秋田県と縁を結び、秋田県大館市との交流を深めてきていた。去る2020年には「青ガエル」の愛称で親しまれた元東急5000系車両が、渋谷区から、大館市に譲渡された。
　さらに、渋谷スクランブルスクエア内に常設されている忠犬ハチ公デザインの渋谷土産を取り揃えるショップでは、秋田の情報を発信するなど、「渋谷」と「秋田」は互いの地域を盛り上げる交流を活発に展開してきていた。