ヤマト運輸、GHG排出量可視化ツール開発着手

　ヤマト運輸は去る3月20日に発行された物流領域における温室効果ガス（GHG）排出量算定基準の国際規格「ISO 14083:2023」に基づいたGHG排出量可視化ツールの開発を開始した。今年10月の完成を目指す。
　「ISO 14083:2023」はトラック輸送のみならず、航空・海上輸送などのあらゆる輸送手段やターミナルも含めたGHG排出量の算定基準。ヤマト運輸によれば、排出量可視化ツールを開発したことにより、法人顧客はサプライチェーンが排出する「スコープ3」に該当するヤマト運輸の輸送によるGHG排出量について、より実態に即した算出が可能になるとした。