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2023.04.18

WING

英空軍、空中給油機「ボイジャー」が43%SAF飛行

 英国防省は4月17日(英国現地時間)、英空軍の空中給油機「ボイジャー」(A330MRTT)が、持続可能な航空燃料(SAF)を43%混合したかたちで飛行したことを発表した。使用したSAFは廃食油を原料としたもので、従来のケロシンベースのジェット燃料と混合して使用した。SAFは、インターナショナル・エアラインズ・グループ (IAG) によって提供され、bpによって供給された。ブライズノートンから北海を越え、ファンボローを経由して帰投した「ボイジャー」は、計画された訓練の一環として、「タイフーン」に対して空中給油も実施したという。
 なお、英空軍の「ボイジャー」は昨年11月、100%SAFによる飛行を達成済みだ。

※この記事の概要
 軍隊でもサステナブル飛行
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