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2018.10.31

ウイングトラベル

ワールド航空・東武トップ・ミキ3社が新会社

「神田明神文化交流会館」地下スペース運営

 ワールド航空サービス、東武トップツアーズ、ミキ・ツーリストの旅行3社は、東京・千代田区の神田明神境内に建設中の「神田明神文化交流会館」のイベントスペースの運営を受託し、合弁で新会社「CoCoRo」を設立する。
 「神田明神文化交流館」は神田神社創建1300年記念事業の一環として、地上4階・地下1階の大型建物を現在建設中で、12月にオープンの予定。
 新会社は、地下1階フロアにオープン予定の「EDOCCO STUDIO」「EDOCCO STAGE」を運営し、来年2月からサービスを提供する予定。
 「神田明神文化交流館」は、1階はお札の販売所、カフェ、土産店、2・3階は吹き抜けの神田明神ホールで、着席400席、立席700名を収容、3階にはVIP専用ランジとVIP席を設置。4階は斎館、屋上庭園を設ける。
 地下1階は「EDOCCO STUDIO 文化の間」と「EDOCCO STAGE 演舞の間」を設置。これらは着席100名の舞台付きイベントスペースとなる。また、地下フロアに「着物ステーション」を設け、訪日外国人旅行者に人気の着物を着付けできるスペースも運営する。
 新会社では、こうした地下フロアのイベントステージ、スペースを活用した様々なコンテンツを、国内利用者・旅行者はもとより、訪日外国人旅行者に向けて開発し、提供する予定。
 ワールド航空サービスの菊間潤吾会長は、神田明神文化交流会館のイベントスペース運営について、「江戸・東京の伝統文化の紹介というと、訪日外国人旅行者向けと思われがちだが、訪日旅行者だけでなく、日本人に対して本物の江戸・東京の本物の魅力を紹介、発信したい」と強調している。

 

※12月にオープン予定の「神田明神文化交流館」イメージ図