★旅工房22年度通期決算、10.1億円の最終赤字

　売上高は21.7%増も10.7億円の債務超過に

　旅工房が5月15日に発表した2023年3月期の連結決算は売上高が前期比21.7%増の12億6200万円となった。営業損失は14億5600万円から8億8800万円、経常損失が13億3800万円から8億7800万円に、当期純損失は19億7100万円から10億1300万円にそれぞれ改善した。人件費の削減や広告費の圧縮など経費削減に取り組んだものの、主力事業の海外旅行マーケットの需要減退が続いたこともあり、赤字解消には至らなかった。なお、前期末時点で10億7800万円の債務超過状態となっている。