ゼレンスキー大統領も参加したG7広島サミット

インドや韓国など招待、国際秩序守り抜くこと必要

　5月19日から始まったG7広島サミットは21日に全日程を終えた。最後に行われた「平和で安定し、繁栄した世界に向けて」のセッションでは、G7首脳のほかに豪州やインド、韓国など招待8ヵ国首脳に加え、ゲストとしてウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が参加し、ウクライナ情勢を始めとした平和と安定への挑戦にどう対応すべきか議論した。議長の岸田文雄総理は、世界のどこであれ、力による一方的な現状変更の試みを認めないことを強調すると、ロシアによるウクライナ侵略を一日も早く終わらせることと、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くことについて、必要性を強く訴えた。

※写真＝G7と招待8ヵ国、ゲストとしてウクライナのゼレンスキー大統領が広島サミットへ参加した（提供:首相官邸）