★ドバイ経済観光庁、滞在費高額イメージ払拭へ

　予算に合わせた多彩な楽しみ方を日本で訴求

　ドバイ経済観光庁のシャハブ・シャヤン インターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャーは本紙とのインタビューに応じ、日本市場からの観光誘致促進に向けて「ドバイ観光の滞在費が高額であるという『誤解』を払しょくするという点を意識してプロモーションを推進していく」と強調した。ドバイでは無料で楽しむことができる観光コンテンツも複数存在しているなど予算にあわせた素材提案が可能である点を日本市場でいままで以上に訴えていきたいとした。さらに、足元の日本からの長距離旅行に対する滞在期間が長期化する流れが見られ始めていることから、欧州旅行の間にドバイの立ち寄りを検討してもらえるような取り組みにも力を入れていく。水際措置の撤廃で堅調に旅行需要が戻る中で「まずはコロナ前の旅行者数に早期に戻すことを目指していきたい」という考えを示した。

　1〜3月の国際宿泊旅行者数、467万人
　コロナ前の98%まで回復、日本は前年の2倍増