WING
ロッキード、弾道ミサイル防衛レーザーを開発
ブースト段階迎撃用航空機搭載を目指し、継続予算受注
ロッキード・マーティンはこのほど、発射直後の弾道ミサイルを上空の航空機から低出力レーザーで迎撃するLPLDコンセプトの研究継続予算2550万ドルを米ミサイル防衛庁(MDA)から受注したことを明らかにした。2019年6月までの9ヵ月契約で、フルスケールの試作段階に進めるためのCDR(最終設計審査)を目指して、技術の成熟化を図るとしている。
ロッキードのLPLDコンセプトはファイバー・レーザーシステムを高性能高高度飛行プラットフォームに搭載する。そして、弾道ミサイルが複数弾頭やおとり弾頭を分離展開する前の、対処するのに理想的な発射直後の短時間の時間枠であるブースト・フェーズで交戦するよう設計されている。