記事検索はこちらで→
2018.11.02

ウイングトラベル

グレーターベイエリアの周遊観光誘致へPR

広東、香港、マカオの関係者が共同で展開

 広州・深セン・香港高速鉄道や港珠澳大橋の開通などインフラ整備によりアクセスが向上した広東、香港、マカオ大湾区(グレーターベイエリア)の魅力を一般消費者や旅行業界に広く紹介するイベントが11月1日に都内で開催された。当日はグレーターベイエリアを構成する各地域の要人が来日し、日本の消費者に対して同エリアの観光による訪問促進を呼びかけた。また、旅行業界関係者に対しては、グレーターベイエリア各地域の観光素材をアピールするとともに、周遊型旅行商品を造成してもらうことで、日本人観光客の送客増への協力を要請した。

 

「マルチ・デスティネーション・プロモ」を推進
 各地の観光資源で補完しあい、多彩な体験を

 イベント当日は広東省文化・観光部、香港政府観光局(HKTB)、マカオ政府観光局の3者が共同で旅行業界関係者向けのセミナーとレセプション「Greater Bay Areaカクテルレセプション」を開催した。

 

 JATA坂巻副会長「周遊観光推進で交流の基礎づくりを」

 坂巻副会長は「これからの旅行会社は土地と土地を結ぶ周遊観光商品の販売をいかにしっかり取り組んでいけるかどうかが重要であり、これからの双方向交流の発展の基礎を作っていくことに影響すると考えている。3つの地域からのプレゼンテーションで、グレーターベイエリアに対する熱い思いを語りかけてもらった。これに応えていく上でも、周遊旅行という観点から、グレーターベイエリア3地域と日本がしっかり結ばれることが、地域の発展につながる。この思いをみなでわかちあっていきたい」と述べた。

 

※写真=記念撮影を行うグレーターベイエリアイベントの関係者

 

※写真=JATAの坂巻伸昭副会長

 

※写真=香港政府観光局のアンソニー・ラウ理事長