ANA、京大と「情報学ビジネス実践講座」設立

NTTデータ等5社の協力で2019年4月開始を目指す
　
　全日本空輸（ANA）とANAシステムズは11月1日、国立大学法人京都大学と協力会社であるNTTデータ、DMG森精機、東京海上日動火災保険、日本総合研究所、日本電気とともに産学共同講座を開設した。この講座は、学部生・大学院生や社会人を対象に、事業とITの両面並びにこれらを適切に結びつける企業経営について、実務的に学ぶ機会を提供する事で今日のデジタル化時代に産業界全般から求められているITとビジネス双方に知見ある人材の育成が目的となっている。
　各企業の役割としては、ANA・ANAシステムズを含む協力企業は、それぞれカリキュラムの開発支援、実務に関する情報提供や講義支援講師の派遣等を行い、京都大学はカリキュラム開発、講義提供や学生指導を行うとのことだ。また今後のスケジュールとしては、12月から2019年1月にかけて社会人向け試行プログラムを実施するほか、2019年2月27日にこの共同講座に関するシンポジウムも開催し、教育プログラムの提供開始は2019年4月以降を予定している。