ウイングトラベル
米バージニア州政観、日本市場での活動強化
ユナイテッド航空と共同プロモーション展開
米国・バージニア州政府観光局の幹部がこのほど来日し、メディア関係者向けにランチレセプションを開催した。会場ではユナイテッド航空(UAL)と共同で観光プロモーションを日本で展開していくことを発表した。今後は、UALのウェブサイトにバージニア州の観光素材する専用のサイトを用意して、特に30歳〜60歳代の富裕層をターゲットにワイナリーやゴルフ、ショッピングなどの魅力を訴求していく。また、旅行会社とはバージニアの魅力を深掘りできるような商品開発で連携していき、商品数の増加を図る。そうした取り組みを展開していくことで、現状2万5000人程度となっている日本人旅行者数の上積みにつなげていきたい考えだ。
イベントには、バージニア州政府観光局のヘイディ・ヨハネセン インターナショナル・マーケティング・ディレクターとユナイテッド航空の高橋亨日本地区営業担当支社長が出席した。
ヨハネセンディレクターは「バージニア州には約110万人の外国人観光客が訪れている。このうち日本人は約2万5000人となっている。われわれはもっと多くの日本人に訪問してもらいたいと考えており、今回ユナイテッド航空と共同プロモーションを展開することとなった。今回の取り組みをきっかけにバージニア観光の良さを日本に伝えていき、われわれが長年にわたりキャッチフレーズとしている『VIRGINIAis for LOVERS』をより実感してもらいたい」と語った。
また、ユナイテッド航空の高橋支社長は「成田からの直行便を就航しているダレス空港はバージニア州にありながらワシントンDCの玄関口ということもあり、業務渡航のイメージが強い。私もバージニアを訪問したことがあるが、非常に魅力的な観光地が多く存在する。われわれとしてもバージニアを日本からの新たなデスティネーションとして開拓していき、レジャーマーケットを強化していきたい」と述べた。
※写真=メディアイベントであいさつするバージニア州政府観光局のヘイディ・ヨハネセン インターナショナル・マーケティング・ディレクター
※写真=ユナイテッド航空の高橋亨日本地区営業担当支社長