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2018.11.05

WING

安倍総理、自衛隊記念日レセプションで激励

「大変頼もしく誇り」、世界の期待に応える

 自衛隊の最高指揮官である安倍晋三内閣総理大臣は、都内ホテルで開かれた「自衛隊記念日レセプション」で、来場した自衛隊幹部に対し、自衛官が“つねに国民の心を自己の心とし、一身の利害を越えて公につくす”の精神を実践しているとして「国民の負託に全力で応える諸君を、私は大変頼もしく、誇りに思う」と激励した。さらに歴代の隊員による献身的な努力によって国民の揺るぎない信頼を得てきたことを強調。自衛隊は今後も「必ずや日本国民の、そして世界の期待に応えていくものと確信している」とあいさつを述べ、招待された在日米軍、各国大使らへあいさつした。
 安倍総理は、自衛隊が1954年7月1日に創設され、自身が同年に誕生したことを説明して「私と自衛隊は、共に同じ歳月を歩んできた」と話した。さらに、記念日が11月1日となっていることも説明。日本では夏から秋の期間、台風など自然災害が多く、自衛隊創設当時の被害が甚大だった。そうした経緯もあって、「国民の保護に全力を挙げるため、記念日を遅らせた」という。現在も、自衛隊が被災地住民の保護のため活動していることから、当時も今も「真に国民のための自衛隊たれ」という信念を持って活動していることを強調した。

 

※写真1=レセプションであいさつを述べる安倍総理(提供:首相官邸)

※写真2=レセプション会場の様子