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2018.11.05

WING

ANAHD、乗員の飲酒問題を謝罪

 ANAホールディングスの幹部が11月2日、国土交通省で2018年度3月期中間決算会見に臨み、会見の冒頭、グループ傘下のANAウィングスのパイロットが乗務前に飲酒して出発便に遅延が発生した問題を謝罪した。
 ANAホールディングス経理・財務室長の福澤一郎執行役員は「お客様をはじめ、関係の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしたことを、心よりお詫び申し上げる」とし、「運航の安全に携わるものとして、かかる事態を厳粛に受け止め、局のご指導をいただきながら再発防止に向けて真摯に取り組んでいく」と、再発防止に努めていく考えを明かした。
 この問題は去るANAウイングスは去る10月25日の沖縄地域発着の5便の出発便に遅延が発生したというもの。パイロットが前夜の飲酒による体調不良を申し出たため、乗務員を交代することとなり、乗務予定の5便に出発遅延が生じた。

 

※写真=国土交通省で行われた中間決算の冒頭に謝罪するANAHD幹部(11月2日撮影)