WING
江波鉄工が破産開始決定
負債総額約4億6000万円
江波鉄工(広島県佐伯区、丸本修二社長)が去る10月17日、広島地裁から破産開始決定を受けた。東京商工リサーチによれば、負債総額は約4億6000万円。
江波鉄工は三菱重工グループやジャパンマリンユナイテッド、さらには三井物産などをの大手企業や地元鉄鋼建材を取引先に、ピーク時には売上高15億4185万円を計上。その後も9億円から14億円の年間売上を計上してきた。しかしながら採算性が厳しく、航空機事業部、鉄工事業部本社工場、三菱構内事業部を順次閉鎖するなど、体制を整理してきていた。昨年7月には既存の事業から撤退し、不動産事業への転換も図ったが、計画が進まなかった様相で、今回の破産開始決定となった。