ウイングトラベル
■JATA役員から旅行業界の現状や課題など説明
業界発展に向けたJATAの具体的な活動内容も紹介
高橋会長からの発言に引き続き、海外旅行、国内旅行、訪日旅行それぞれのマーケットの現状と人材関連、社会貢献についてJATAでの取り組みとあわせて説明が行われた。
海外旅行市場については酒井淳副会長(阪急交通社代表取締役社長)が説明した。海外旅行市場についてはコロナ禍の3年間で約5.5兆円の市場が消失した格好となった。ただ、水際措置が完全撤廃させマーケットが再始動する環境が整ってきた。そうした中で酒井副会長は「年間2兆円の需要をいかにして取り戻していくかが今後のカギとなる」と指摘した。
海外旅行の回復、大都市圏と地方部で差
酒井副会長「旅行商品高付加価値化とJOTCの活動強化」