筑波大、B2A研究所を設置へ

　27年竣工、ニーズドリブン型研究拠点に

　筑波大学は国の産業の成長に資することを目的とした「IMAGINE THE FUTURE. Forum」（ITF.F)事業を推進する。大学債発行によって調達した200億円の資金等を活用し、ITF.F施設を筑波大学が建設。その施設内に、企業がB2A(Business to Academia)研究所を設置し、ビジネス化まで視野に入れたニーズドリブン型(企業等のニーズを起点としてビジネス創出まで一気通貫)の開発研究を実施する計画だ。
　同施設は、2027年の竣工に向けて施設建設をスタートする。さらに、その竣工まで待たず、LOI（参加意向表明書）提出企業10社を始めとして、様々な企業とニーズドリブン型開発研究を推進していくとした。